4月10日(木) 晴れ 気温26℃超え
我が家の工事も、前日から足場の解体が始まって、ガチャガチャと音がもの凄い。
お天気も良く、気温も上がるということで、
これは、家にくすぶっている場合じゃないと、出かけることに・・・
静岡市にある県立美術館の「佐伯祐三とパリ」展を見に行って来ました。
JR草薙(くさなぎ)駅で下車。
もう、周囲の桜は、八重咲きに替わっている。
静岡県立美術館は、外観・内装ともに奇をてらったところはなく、
地味で素っ気ない感じもしますが、ほの暗い室内は落ち着いて鑑賞が出来ると思ってます。
開館時刻早々だったので、まだ、人もチラホラ・・・
佐伯祐三はとても好きな画家で、
だいぶ前に、上野の美術館へも見に行ったことがあります。
これだけまとまった展覧会は、それ以来かもしれません。
パリで一緒に創作活動をした仲間の作品や、その当時のアールデコのポスターなども展示されていました。
カッサンドルの「北方急行」などは、ショップでレプリカがあったら買いたかったけど、今回はさすがに無かった・・・
静岡県立美術館も佐伯作品を所蔵していますが、
今回の展覧会は、ほとんど「大阪新美術館建設準備室」の所蔵作品でした。
会場に座っている係員さんに伺ったら、大阪の美術館は計画だけはあるけれども、
まだ建てているわけでもなく、いつ完成するかも分かっていないそうで・・・
日本一の佐伯コレクションで、完成までは各地を巡回しているとのこと。
大阪は佐伯の故郷なので、多分、美術館が完成したら常設展示されるんでしょうね
そうなったら、大阪に行けばいつでも見られるワケで、夢のようです。
他の物はいいから、美術館だけは造ってぇ~~
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静岡県立美術館の所蔵の目玉はロダンなんですが、ここは天井から自然光を取り入れて、とても柔らかい光の中でブロンズ像を鑑賞できます。
邪魔なライトがないので、良いでしょう~?!
本館とはまた違う静けさがあって、好きな場所です。
フラッシュをたかなければ、撮影自由というのも嬉しい。
地獄の門
人間の背中って、いろんなことを語るよね・・・
ロダンの時代、ヨーロッパで人気があった日本人、花子の像。
腹切りショーで話題になったという女優?だそうです。
お昼ご飯は、館内のレストランで食べます。
美術館のレストランは、どこでも空いていて狙い目なんですが、
ここは、安くてそれなりに美味しいので、仕事で、となりの県立図書館で会合があった時にもよく利用してました。
ここ数回の外出では、やっと、ちゃんとした昼食。 名付けて「ロダンセット」
ごぼうのスープが美味しかった。(真似してみよう)
お魚はサワラです。ハーブも総て戴きました。
窓際の席にいた人が帰ったので、次の人たちが座るまでの間に撮ってみた。
コーヒーとデザートで、大満足! でも、アイスクリームでお腹が・・・
食事も終わって、久しぶりに静岡市街に出てみることにしました。
若い時は、服だのなんだのと、しょっちゅう買い物に来てましたが、
近頃は全然してません! 地元と通販で充分満足なんで・・・
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美術館の周囲は園地や、彫刻の置かれたプロムナードがあって、環境はいいです。
佐藤忠良の作品。・・・やっぱり気品があるな~
「2010年宇宙の旅」のモノリスみたいだな~と見ていたら
誰だ?!こんなとこにミカンを置いたのは・・・
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JRもいいけど、これも久しぶりに静鉄(静岡鉄道)に乗ってみよう・・・
静岡県内では数少ない私鉄のひとつで、静岡ー清水間を走っています。
元々は、輸出用のお茶を清水港に運ぶ目的で敷かれたそうです。
午後になって、気温はグングンうなぎ上り・・・
歩いて、汗をかくのは今年初めて。いよいよ、そういう季節か~
静岡に着いて、メインストリートなどを歩いてみる。
お店も替わり、知らない名前のお店になっていたりして、戸惑います。
以前よく通った雑貨屋さんなどを覗いて、金額の高さにビックリ
「もう、今の私には手が出ないわ」という感想を持ちました。
というか、価値観が若い時とは違って来たんですね・・・
セルクルという、料理用の輪っかを買ってお終い!
お楽しみミュージアムショップでの買い物は
富士山の付箋、佐伯祐三の絵のストラップ、
「考える人」は消しゴムです。
頭から使っていくと、怖いよね![]()
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