佐渡 今むかし⑥ たらい舟
(出版年不明「東北大学デジタルコレクション」より)佐渡島の南端、沢崎・白木付近は「たらい舟発祥の地」で、現在でも「磯ねぎ漁」が行われている。磯ねぎ漁は、たらいの上からガラスの箱で磯まわりを覗き 、ヤスなどの道具で刺し たり 、...
View Article新潟 / 佐渡 小木① 小木港
∞●日和山 フェリーターミナルの正面に立つ。 ちなみに、小木ー直江津の航路は、国道350号線の海上国道である。●城山 小木港に突き出て、外の間と内の間を分けている。...
View Article新潟 / 佐渡 小木③ 木崎神社
∞●船絵馬新潟県指定文化財木崎神社(きさきじんじゃ)は、小木町の中央部から海に突き出た岬・城山公園の麓にある。初代の佐渡奉行・大久保長安が、慶長14年(1609)に金銀輸送の航海安全を祈願して勧進。現在の本殿は荻原重秀が元禄8年(1693)に官営事業として造営された。拝殿は、明治22年(1889)改築。佐渡で産出された金銀は、相川から小木へ運ばれると、出雲崎に出航するまで木崎神社に置かれ、役人の下使...
View Article新潟 / 佐渡 佐渡金山④ 近代・2 道遊坑(三菱払い下げ)
∞●「道遊脈」採掘跡平成元年の採掘中止の時期までこの位置より鉱石が積み出されていた。 道遊脈は、佐渡鉱山で最も厚い鉱脈で、幅は最大で35mに達した。 金銀が全体に散らばっていることで、江戸時代にはあまり採掘されず、 機械を使うことようになった明治時代以降に本格的な採掘が行われた。(現地案内板より)...
View Article佐渡 今むかし⑤ 両津橋と御番所の松
(出版年不明「東北大学デジタルコレクション」より)加茂湖は佐渡の表玄関とも言える「両津港」に近い潟湖砂州によって、北部を夷(えびす)南部に湊(みなと)を形成し、両方を合わせて「両津」というそうです。湖岸は、近世からの干拓によって海水が流入する汽水湖となりました。現在、そこに幅の違う橋が3本掛かっていて、ここは真ん中の橋です。島の中心部や市内へ向かうクルマ、人が通っています。昔は「欄干橋」と呼んだとか...
View Article新潟 / 新潟 佐渡金山⑤ 昭和〜終焉(北沢浮遊選鉱場)
∞●北沢青化・浮選鉱所昭和12年〜13年(1937~38)に建設された「浮遊選鉱場」は、7万トン処理が出来、当時東洋一といわれた。階段状の鉄筋コンクリート構造のみが残る。また、明治期の青化精錬所跡、昭和初期のインクラインなどが残っている。・インクライン 相川湾の浜石を製錬するため、海岸からトロッコで運ばれた鉱石を選鉱場最上部に引き上げるための施設。・火力発電所...
View Article罰金払うよりイカ買ってぇ〜〜 (^^)
おはようございます。北前船ロード記事は「佐渡金山」で寄り道が長くなってしまいましたが、佐渡金山の歴史も終わったので、また戻ります。でも、その前にチョッとひと休み・・・茶飲み話でも・・・朝晩、寒くなりましたねぇ。富士山で初冠雪...
View Article佐渡 今むかし⑥ たらい舟
(出版年不明「東北大学デジタルコレクション」より)佐渡島の南端、沢崎・白木付近は「たらい舟発祥の地」で、現在でも「磯ねぎ漁」が行われている。磯ねぎ漁は、たらいの上からガラスの箱で磯まわりを覗き 、ヤスなどの道具で刺し たり 、...
View Article新潟 / 佐渡 小木① 小木港
∞●日和山 フェリーターミナルの正面に立つ。 ちなみに、小木ー直江津の航路は、国道350号線の海上国道である。●城山 小木港に突き出て、外の間と内の間を分けている。...
View Article新潟 / 佐渡 小木③ 木崎神社
∞●船絵馬新潟県指定文化財木崎神社(きさきじんじゃ)は、小木町の中央部から海に突き出た岬・城山公園の麓にある。初代の佐渡奉行・大久保長安が、慶長14年(1609)に金銀輸送の航海安全を祈願して勧進。現在の本殿は荻原重秀が元禄8年(1693)に官営事業として造営された。拝殿は、明治22年(1889)改築。佐渡で産出された金銀は、相川から小木へ運ばれると、出雲崎に出航するまで木崎神社に置かれ、役人の下使...
View Article北前船の基礎知識⑥ 船箪笥
∞北前船の遺物・遺構を訪ね歩いていると、船主が奉納した石造物や船絵馬を見るのが楽しいのですがもうひとつ、華麗な「船箪笥(ふなだんす)」が見られるのも楽しみです。 (「佐渡海運資料館」)...
View Article新潟 / 佐渡 小木④ 佐渡海峡最後の和船・幸丸
∞●幸丸展示館 帆を張った和船として、昭和36年まで現役として佐渡海峡を往復していた幸丸(実物)が展示されています。この船は、寺泊から日常雑貨、小木から竹・木炭・薪を運搬していました。●小木と幸丸 第二次大戦後の小木町は、大規模な開墾も行われないので山林が多かった。 その山林は主に落葉樹林なので、20〜30年くらいの周期で生育する木を、薪や木皮に加工して販売した。その用途はすべて燃料であった。...
View Article新潟 / 佐渡 宿根木① 宿根木重伝建地区とその歴史
∞佐渡市小木町宿根木は、国の重伝建地区に指定されています。長い間、訪問してみたいと思い続けて来ましたが、やっと念願が叶いました。写真を紹介する前に、宿根木の歴史などを掲載してみました。興味のある方は読んでみて下さい。国指定重要伝統的建造物群保存地区(1991.04.30)佐渡市宿根木(しゅくねぎ)種別1:港町面積:28.5ha選定基準:伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているも...
View Article新潟 / 佐渡 宿根木② 大浜
∞●舟つなぎ石宿根木の人は、これを「シロボウズ」ともいう。 石橋や石鳥居と同じく瀬戸内海から運ばれてきた。いずれも御影石で造られている。 船をつなぐための石杭は、安永5年(1776)頃に立てられたものと思われる。 享和2年(1802)の小木地震により海岸が1m余り隆起し、これにより千石船も入らなくなった。 現在も7本が残り、宿根木の港を見守っている。...
View Article新潟 / 佐渡 宿根木③ 集落・1
∞●入口にある防風垣●世捨小路(よすてこうじ)緑色なのは、苔むしているということもありますが、北前船で運ばれた「笏谷石」を使っているのではないかと思います。名前の由来ははっきりしない。何とも奇妙な名前の通りである。 宿根木へ入るには海からの道が一般的であり、海岸〜村の奥にある神社、お寺へ向かう人々は、必ずこの世捨小路を通った。 逆に、お寺から出た霊は、この小路を通ることで村との別れを告げるのである。...
View Article新潟 / 佐渡 宿根木④ 「清九郎」〜有田家と石塚家〜
∞●ニワ(土間)とダイドコ(カッテ)●オマエ(居間)●二階・オオザシキ●庭●岩をくり抜いた物置 中に入るとヒンヤリして、天然の冷蔵庫である江戸時代中期に廻船業を始め、幕末から明治にかけて財をなした船主が建てた家である。 平成2年(19900の修復工事中に安政5年(1858)の墨書を発見した。 この墨書は小修理の記録であることから建築はそれ以前とされる。...
View Article新潟 / 佐渡 宿根木⑤ 集落・2
∞●三角家 宿根木のシンボル的な住居である。現在は公開民家になっている。建物のかたちから「三角家(さんかくや)」「舟形の家」と呼ばれている。 川の中州を埋め立てて出来た敷地に隣町から主屋を移築し、土地に合わせて三角形に切り詰められた。 最大限に土地利用を図った知恵と技が見られ、宿根木を象徴する建物のひとつである。 建物内部は、現代まで工夫しながら機能的に使ってきた暮らしぶりがよく分かる。...
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