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北海道・函館 / 旧函館師範学校(現・北海道教育大学函館校 北方教育資料室) 

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国登録有形文化財(2000.04.28)

名称:北海道教育大学函館校 北方教育資料室(旧函館師範学校) 
大正3年(1914)竣工
設計:不詳
施工:不詳
構造・規模:木造2階建、建築面積320
所有者:国立大学法人北海道教育大学

解説文:もと函館師範学校本館の中央部分を保存したもの。
    木造、2階建、下見板張で、正面中央に3階建のランタン付塔屋を建ち上げ、
    前面に切妻造の車寄を突出させる。
    全体骨格は明治調であるが,細部には大正期の簡略化された意匠が認められる。


◎歴史と沿革
 本校の歴史は、明治8年(1875)、開拓使より設立を許可され、明治9年(1876)に開校した「函館小学教科伝習所」に始まり、同所はその5年後「官立函館師範学校」と改称しました。

開拓使の廃止に伴なう「三県一局」と「北海道庁」の設置に合わせて、明治15年(1882)「県立函館師範学校」に改称し、明治19年(1886)に函館師範学校は廃止され、「北海道師範学校函館分校」が設置されました。

明治45年(1912)に文部大臣より認証され「土地墾闢、人民蕃殖」(明治2年の東久世伯の勅語)の理念のもと、北海道函館師範学校として、装いも新たにスタートしたのは、大正3年(1914)4月1日のことでした。

その間、教育界をはじめ各界に有為な人材を輩出してきた本校は、昭和18年(1943)、「師範教育令」により文部省直轄学校として国移管され、北海道第二師範学校と改称しました。
 
さらに、昭和24年(1949)の国立学校設置法による「北海道学芸大学函館分校」および同41年の学部名称の変更に伴う「北海道教育大学函館分校」さらに平成5年に「北海道教育大学函館校」と名称変更をくり返したのち、平成16年(2004)「国立大学法人北海道教育大学函館校」となり、今に至っています。

                    ーー北海道教育大学函館校HPより転載ーー


五稜郭の近くに、「北海道教育大学函館校」があります。
キャンパス地内に、明治時代に創設された「函館師範学校」の建物が保存されています。

現在は、北海道を中心とした、北方地域の風土・歴史・文化に根ざした教育活動に関する歴史的資料を収集し、展示しているそうです。


白い板見張りの壁に、青い屋根や赤い縁取りでアクセント
いかにも、開拓の地・北海道らしい建物で、見ているだけで元気が出そうです。

惜しむらくは、両翼が切り詰められて、正面中央部分しか残ってないことでしょうか

現地案内板を見ると、シンメトリーで横長の堂々とした建物だったことが分かります
中央は確かに装飾性にあふれていますが、三角ペディメントのある部分があってこそ引き立っているようにも思えます。

傷みがひどかったら仕方が無いですが、、、
両側とも、あと窓ひとつ分ずつあるだけで、印象が違うような気がします。
できれば、左右の真ん中をつめて、両端を活かしてくれるともっと良かった・・・

部外者が余分なことを言って、すみませんでした。


                       (八幡町 2013年10月7日)



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