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One Day Trip ~山梨・富士川町でお花見〜

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今日から、新年度ですね。頑張って〜
きょうから曇や雨という予報だったので、昨日は、山梨まで桜を見に行って来ました。

半年以上、家でまったりしていたので、体と脳のリハビリです。
いうならば、年明けからの慣らし運転。
徐々にLong&WindingRoadになって来ました。

3月31日(火)晴れ 気温20℃か?

きょうは身延線に乗って、お隣の山梨県に行って来ます。
JR・身延線は、静岡県・富士市と山梨県・甲府市を結ぶ路線で、
昔は物資輸送に重要な路線だったと聞きました。

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あまり全国的にメジャーでは無いでしょうが、富士川に沿って走っています。
普段は水が少ないけど川あり、富士山や南アルプスありで、
肥薩線(熊本)や篠ノ井線(長野)にも劣らない車窓風景だと思います。

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茅葺きをトタンで覆っているが、甲州型の民家もチラホラ見える。
でも、中部横断自動車道(清水〜小諸)が着々建設中だから、
                   今の景観も変わっていくんだろうな〜

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沿線には駅桜や土手桜など、今や桜があちこちで咲き誇ってました。
車窓近くまで桜が咲いている所も多く、このまま甲府まで車窓から花見しても満足。

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・・・というわけにもいかないので、下車。

「鰍沢口(かじかざわぐち)駅」
いかにも、山間の駅という名前でしょう〜?
特急は停車するが、無人駅。身延線にはけっこう多い。


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ここは、以前は「鰍沢町」だったのですが、
静岡県の富士川町が富士市と合併して、町名が消滅したので、
現在は、やはり近隣の町と合併して、新しく「富士川町」となりました。
チョッと懐かしい・・・

静岡県では、東海道線に「富士川駅は残ったが、町名は存在しない。
山梨県では、町名はあるが、富士川と名のつく駅はない、
                という、ややこしい状態です。ゴメンね。
でも、どっちも「富士川」という川の起点と終点だから、許して〜

さて、歩き始めます。マンホールの蓋は桜と富士川か・・・
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川に沿って歩くと、向かい側の山にピンクに染まった一角が見えて来た。
目指す「大法師(おおぼし)公園」は、あそこだな。でも、けっこう高い・・・

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地元の人の話では、昔は、あの頂上まで水をポンプで汲み上げて、また落として水道としていたとか・・・

富士川を渡ります。
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渡り終わると火の見櫓。その足元に道祖神があった。
現在の国道52号線は昔の「身延道」だったので、往来も盛んだったろう。
昔はここに船着き場があったかもしれないな・・・

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昔の身延道、現在は国道52号線。
我々が信州に行くときは、よくこの道を通って行きました。

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商店街には、古そうな建物がポツリポツリと残っている。
鰍沢は、富士川舟運と身延山参詣客で大いに賑わっただろうと想像できる。

富士川舟運は、あの角倉了以が開き、
甲州から米が運ばれ、さらに清水港から東廻り航路で江戸に運んだ。
駿河からは塩などを甲州へ運びました。


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通りには、「さくら祭り」ののぼり旗が点々と置かれている。
これを辿って行けばいいのか・・・グレーテル状態だな。

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途中に「出世稲荷」があった。
富士川の度々の洪水から、五穀豊穣・家内安全を願って、天保8年に創建したとか
ここからの町の眺めもなかなか・・・

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このお寺の脇を、クネクネと上がって行きます。
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ここは、山頂とのシャトルバスの乗り場になってました。
私も、帰りだけは利用しました。下りは足の爪を傷めることが多いので・・・


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やっと到着。とうちゃこ〜〜
きょうは暖かいので、すっかり汗をかきました・・・

富士山がチョコンと頭だけ覗かせている。

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この公園は、1100ヘクタールあり、様々な種類の桜が2千本植えられて
「日本さくら名所百選」に選ばれている。山梨県での選定はここだけのようです。

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頂上では、皆さんお花見宴会の真っ盛りで、露店もいっぱい出てました。
平日はもう少し静かだろうと思っていましたが、さすが桜まつり!

いつも来ているという人によると「きょうはすごい!」とのこと・・・
やっぱり、暖かいし明日からお天気良くないということだろう。

私はサンドイッチやさくらあんパンを持って来たので、それを食べました。
旧増穂町は柚子の産地なので、売店で柚子餅と柚子うどんを買った。

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シャトルバスの運転手さんの話では、
ここの桜は古くは50年くらいで、枯れては植え替えたりしてこの景色を保っている
のだという・・・

さて、タイミング悪く、身延線ダイヤもまばらな時間帯に、駅に着いてしまった。
特急となるとさらに待たなければならない。

小一時間待って、普通車に乗り、下部温泉駅で下車。(無人駅)
ここで時間をつぶして、特急に乗って帰ることにしました。

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山間の鄙びた温泉です。武田信玄の隠し湯のひとつだったと思う・・・
昔は身延詣でのついでや、今なら登山客も利用しているのだろう。

知人が胸の打撲で湯治に行ってましたが、温度はすごくぬるいらしいです。
でも、じっくり入っていると、ジワジワ〜〜と温まってくるとか。

駅の直ぐ裏側にある「下部ホテル」の庭で桜を撮る。
和館が良いんですよね・・・泊まった事はないですが。


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温泉街の方へ行ってみようと思いつつ、ホテルの中を覗いたら、
売店が見えたのでついついショッピングをしてしまった・・・


もう、時間が無くなってしまった。下部の渓谷美はまた今度・・・

今日の反省:時間配分に問題アリだな。

写真はやや大きくなります。

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