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奈良・御所 / 西御所の町並み② 東久保町〜西久保本町〜本町

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●御所で唯一の妻入りの民家

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●旧郵便局

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●中井家住宅

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国登録有形文化財(2007.10.02)
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名称: 中井家住宅主屋(なかいけじゅうたくしゅおく)
寛政4年(1792)建築
構造及び形式等:木造平屋建、瓦葺
建築面積:130
登録番号: 29-0122
登録基準1: 国土の歴史的景観に寄与しているもの
所在地: 奈良県御所市南中町
備考:他に座敷棟、土蔵が有形文化財に登録されている。

解説文:南中町通りに東面して建つ、間口6間半、奥行5間の町家。
    切妻造本瓦葺で、南に落棟がつく。
    内部は南が元は通り土間、北に2列6室を配す。
    正面に下屋を設けて縁とし、粗い格子をつける。
    つし2階外壁を黒漆喰、軒を白漆喰で塗り分け、特色ある外観を呈す。
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●「大和棟」の民家
 
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奈良盆地を中心に河内・南山城地域にかけて分布する特徴的な切妻屋根。
「高塀(たかへ)造り」とも呼ばれる。
茅葺屋根の両端に数列の瓦葺のたかへを持つ。

主に三形態あり、主屋の棟よりたかへが高く突き出たたかへ造り、
たかへが棟と同じ高さか少し低い中たかへ、
たかへが主屋の茅葺の下に 入り込んだヒズミたかへがある。
クドのある土間部の屋根は傾斜の一段緩い瓦葺の落棟となり煙出し櫓が載っている場合が多い
<主な分布地域>奈良県・大阪府・京都府  (HP「茅葺き民家の美」より)
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※本来は屋根の中央部分が茅葺きですが、瓦葺きやトタン張りになっていても、
この形状なら大和棟と呼ぶそうです。


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たばこ屋さんだった家。市松模様のタイルがおしゃれ!

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旅日記でも出て来た「御所の生き字引お爺ちゃん」ふたたび・・・(^^)
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No.2では、西御所エリアの真ん中になる所で、
町並みの様子を見ても、大きな神社仏閣以外にも、郵便局や、カメラ店やたばこ屋などのハイカラなお店もあり、近代になってからは、まちの中心だったと思わせる面影があります。

たばこについては、昔建てられた豪邸を見学すると、よく「喫煙室」があります。
今の『分煙』とは意味合いが違って、ゲスト同士が和やかに談笑するためという
目的だったようです。
たばこがセレブの嗜みだった時代もあった、時代が移ろえば扱われ方も変化しますね。

中井家住宅は、橿原の今井町に見られる住宅と同じように、名栗仕上げの格子や柵があり、この地の特徴かと思わせる。

雨はあがって来ましたが、気温や湿気が高くて写真がぼわっとしてますねぇ。>_<


寛保2年(1742)に描かれた絵図。

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ガイドマップと比べても、町割りは江戸時代とほとんど変わっていない。
道幅も当時と変わっていないそうだ。
白い線は背割り水路(下水)で、これも現存している。

「西御所」は環濠集落、「東御所」は寺内町で、ともに室町時代に成立し、
江戸時代初期にひとつの町になったと考えられている。
御所の町は16世紀に計画的に造られ、その時の姿を今に残している。(現地案内より)


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                             (2016年7月17日)



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